これは夜もすがらいたく泣き悲しみ、 そのほおには涙が流れている。 そのすべての愛する者のうちには、 これを慰める者はひとりもなく、 そのすべての友はこれにそむいて、その敵となった。
わたしは嘆きによって疲れ、 夜ごとに涙をもって、わたしのふしどをただよわせ、 わたしのしとねをぬらした。
あなたがたは隣り人を信じてはならない。 友人をたのんではならない。 あなたのふところに寝る者にも、 あなたの口の戸を守れ。
わたしがどんなに嘆くかを聞いてください。 わたしを慰める者はひとりもなく、 敵はみなわたしの悩みを聞いて、 あなたがこれをなされたのを喜んだ。 あなたがさきに告げ知らせたその日をきたらせ、 彼らをも、わたしのようにしてください。
わたしはわが愛する者を呼んだが、 彼らはわたしを欺いた。 わが祭司および長老たちは、その命をささえようと、 食物を求めている間に、町のうちで息絶えた。
その汚れはその衣のすそにあり、 これはその終りを思わなかった。 それゆえ、これは驚くばかりに落ちぶれ、 これを慰める者はひとりもない。 「主よ、わが悩みを顧みてください、 敵は勝ち誇っていますから」。
あなたの愛する者は皆あなたを忘れて あなたの事を心に留めない。 それは、あなたのとがが多く、 あなたの罪がはなはだしいので、 わたしがあだを撃つようにあなたを撃ち、 残忍な敵のように懲らしたからだ。
もしあなたがたが聞かないならば、 わたしの魂はひそかな所で、 あなたがたの高ぶりのために悲しむ。 また主の群れが、かすめられたために、 わたしの目はいたく泣いて、涙を流すのである。
ああ、わたしの頭が水となり、 わたしの目が涙の泉となればよいのに。 そうすれば、わたしは民の娘の殺された者のために 昼も夜も嘆くことができる。
ああ、荒された女よ、あなたが紅の着物をき、 金の飾りで身をよそおい、 目を塗って大きくするのは、なんのためか。 あなたが美しくしても、むだである。 あなたの恋人らはあなたを卑しめ、 あなたの命を求めている。
わたしはすべてのあだにそしられる者となり、 隣り人には恐れられ、 知り人には恐るべき者となり、 ちまたでわたしを見る者は避けて逃げます。
あなたの見た十の角と獣とは、この淫婦を憎み、みじめな者にし、裸にし、彼女の肉を食い、火で焼き尽すであろう。
彼らは心をひとつにしている。そして、自分たちの力と権威とを獣に与える。
彼女はその恋人たちのあとを慕って行く、 しかし彼らに追いつくことはない。 彼らを尋ねる、しかし見いだすことはない。 そこで彼女は言う、 『わたしは行って、さきの夫に帰ろう。 あの時は今よりもわたしによかったから』と。
見よ、わたしはあなたと遊んだあなたのすべての恋人、およびすべてあなたが恋した者と、すべてあなたが憎んだ者とを集め、四方から彼らをあなたの所に集めて、あなたの裸を彼らにあらわす。彼らはあなたの裸を、ことごとく見る。
わが目は涙のためにつぶれ、 わがはらわたはわきかえり、 わが肝はわが民の娘の滅びのために、 地に注ぎ出される。 幼な子や乳のみ子が町のちまたに 息も絶えようとしているからである。
もし人がその妻を離婚し、 女が彼のもとを去って、他人の妻となるなら、 その人はふたたび彼女に帰るであろうか。 その地は大いに汚れないであろうか。 あなたは多くの恋人と姦淫を行った。 しかもわたしに帰ろうというのか」と主は言われる。
貧しい者はその兄弟すらもみなこれを憎む、 ましてその友はこれに遠ざからないであろうか。 言葉をかけてこれを呼んでも、 去って帰らないのである。
わたしは、むなしい月を持たせられ、 悩みの夜を与えられる。
わが兄弟たちは谷川のように、 過ぎ去る出水のように欺く。
涙をもって種まく者は、 喜びの声をもって刈り取る。
あなたの足が、はだしにならないように、 のどが、かわかないようにせよ。 ところが、あなたは言った、『それはだめだ、 わたしは異なる国の者を愛して、 それに従って行こう』と。
彼らはわたしの食物に毒を入れ、 わたしのかわいた時に酢を飲ませました。